私立前期が終わり、県立モードに完全移行。土曜日は過去問演習(12月末以来2度目)、日曜は解説でした。
ウチは例年、中3生のこの時期は、講義形式でやるのはこの過去問の解説だけ。あとは原則自習形式で、好き勝手にやってもらいます。新しいことを学ぶ時期には、集団で講義形式でやることに一定のメリットがあると思うんですが、目標とする高校も違えば、目標までの距離も違う、得手不得手も違う、何一つ同じものが無い中で、わざわざ足並みをそろえる必要性は無いですからね。
で、過去問演習。大事なのは「復習」ですよ。自分の答えが〇か×か、何点かなんて、終わってしまえばどうでもいいんですよ。いや、さすがに受験も近いんで、どうでもいいは言い過ぎナンデスケド…所詮は、過ぎ去った過去のある地点での自分の立ち位置なんですから、そこに一喜一憂してもしゃーないんですよね。そんな暇があったら、どうやって未来を変えるかを考えるべきだってことです。
なんだか月一、いや週一くらいで、こんなことばっか書いてる気もするんですが、どこまで行っても結局のところ「成長」するには、これしかないんですよね。「結果よりも、その結果からいかに学ぶか」ですよ。
例えば、英語長文なら、問題の正誤に関わらず、再度読み直してみて、読めない文・意味の分からない単語をピックアップしましょうよ。社会の四択なら、問題の正誤に関わらず、全部の選択肢の中身確認しましょうよ。「ウ」が正解なのはいいとして、じゃあ、ア・イ・エはなんで間違いなんでしょうね?それが分かって初めて本当にデキるって状態じゃないですかね。
せっかく1科目50分もかけて解いたのに、終わったら10分くらいサラーっと解説読んでオシマイ!は、もったいなさ過ぎですよ。テストの結果は自分の「穴」を教えてくれてるんだから、「穴」埋めに必死になって使わなきゃ損だって。
この時期に急激な上昇カーブを描ける子は、間違いなくこの過去問の復習が上手いヤツやで!
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