定期テスト第一陣が昨日今日で終了。来週実施の第二陣が数名残ってますが、明日から三連休だし(もちろん連休中も二陣の対策はやる)ちょっと一段落です。そんな最中に模試結果まで返ってきたので、第二陣メンバーには対策始まる前の月曜に、そして第一陣のメンバーにはテストが終わった昨日、個人面談をしつつ結果を返却しました。
端的に言って、今回の模試結果は良くなかったです。中3生の2学期入って以降のマッタリ感を如実に表す結果になってました。
・・・今年の中3、真面目なヤツらんなんですよ。悪い模試結果を見ると、それだけで顔色変わっちゃって、ちっちゃくなっちゃう。せっかく前もって考えてたガツンも、コツンぐらいになっちゃう。普段の様子を見てても、「やりたくない」とか「やっても無駄」みたいなことを思ってるヤツらには見えないんでね、余計に。
頭で分かってるんだけど、なかなか行動に移せない、長続きしないんですよね。そんでもってこれまでに染み付いたマズい勉強のクセが、なかなか抜けないもんだから結果に結びつかない。1対1で話せば、ちゃんと分かってるし、あんまり言うことない感じになっちゃう。ただね、全体的に雰囲気に流されやすい。周囲の様子を伺いながら、目立たないように立ち回るような癖がついちゃってる。それが悪い方向に出ちゃってるのが現状かな。周囲の様子伺って誰も最初にスイッチ入れようとしないからさ、結局全体で延び延びになっていって、自分たちの足を引っ張ってる結果になってるのよね。
それでも現状は伝えなきゃならないんでね、今現在の彼らの実力と志望校までの距離、現状のマズい部分(主に方法論の話)、残された時間を如何に使うか、そんな話をしましたよ。
これは子供たちにもいつも言うことなんだけど、最終的には生徒自身がスイッチ入れて自分で動いてくれなきゃ、結果は変わらんのよね。僕は指導者って立場だけど、だからって、代わりに走ってあげることもできないし、生徒達をムリヤリは知らせることはできないのよ。こちらにできるのは、走り始めた時にスムーズにことを運んでいくための準備、その環境づくり。自らの足で走り出した子達に、いかに気持ちよく走ってもらうかなのよね。
一昨年、去年と「さが桜マラソン」走ってみて、今はよーくわかる。実行委員会の人たちがどれだけ走りやすいように準備をしてくれてるのか、沿道の応援がどれだけ力になるのか。足がつっても沿道から声がかかってると前に進めるんだよ。(で、沿道の応援が無くなったタイミングでリタイヤ(笑)来年の桜マラソンは、密を避けて、みんなで走るんじゃなく各自が各自で走って、オンラインで記録を集める感じになるみたいだけどさ、やっぱ一人では走りにくいよ・・・セミプロみたいな人達は良いかもしれないケド、僕みたいな完走できるかも分からない0.2人前ランナーはさ、周囲の支えなきゃムリだって。
だからさ、子供たちには走ってもらうために、口うるさく言うんだけど、それと同時に走り始めた彼らのために、コッチも準備は怠っちゃいけないね。
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