テスト対策 シーン1

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 白いTシャツにコーヒーこぼした(涙) 

 昨日から定期テスト対策が始まりました。中1生にとっても3回目の定期テスト。前回は実技科目でコテンパンにやられて撃沈した子が多かったですが、さてさて今回はどうでしょうか。

コレ、なんか変じゃない?

・・・

じゃあ、この合同の証明の問題で、一緒になった辺とか角に同じ印入れてみて。

入れました。

ふーん。で、使った合同条件は二辺とその間の角ね・・・

あっ!

 コレってあるあるなんですよねぇ。

 生徒自身はちゃんと分かってるのに、間違っちゃう。でもって、「間違ってるよ」と指摘されても、自分じゃその間違いに気付けない。なのに、別にこっちから何かを教えるでもなく、最初から1つ1つ確認をしただけで、勝手に間違いに気付く。何故でしょうね。

 端的に言えば、「手抜き」だと思います。上でやらせてみた「図に同じ印を書き込むこと」。自分1人でもやれると思うんですよね。そして学校でも塾でも授業中にはやってたことでしょうし、何ならその問題の上についてた例題にだって書き込まれてます。でも、やらなかったんですよね。
 さらには、証明の場合だと図に書きもまずとも、AB=DB、∠ABC=∠DBC、BC=BCみたいなことを文字でも書いてるので、辺がいくつあるか、角がいくつあるかは一目瞭然です。でも、それさえ確認せずに、勢いに任せてなのか、テキトーになのか、1つ前の問題を真似たのか、違うものを書いちゃうんでしょうね。

 これは珍しいことでもなく、しょっちゅう遭遇することです。図やグラフを描いてみたり、表にまとめたり、主語動詞に印をつけたり・・・様々な科目で、問題を解く手助けとなる作業ってあると思うんですが、圧倒的にできない子の方が、コレを省きますね。
 そして厄介なのは後半の部分ですよ。「考えることの手抜き」これは非常に厄介です。分かってる分かってないにかかわらず、一見難しそうな問題であれば、考えずにサッと答えを埋めてしまう。そういうことが習慣化されてしまってるんだと思います。例に挙げた証明なんて、まさにその典型で、見るからに難しそうに見えてしまうので、こういうケースに出くわすことは非常に多いです。

  上達のコツは単純です。「丁寧に練習すること。」「自分の頭でしっかり考えること。」手抜きは厳禁です。これは勉強に限った話じゃありませんね。

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