呪縛

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先週に引き続き、今週も定期テスト対策です。生徒たちのテスト勉強を見てると、『呪縛』にでもかかったかのように、ペンを走らせている生徒が多いんですよね。

そりゃあ、教科書をパラパラっとめくりながらボーっとしてるのを「勉強してます!」って言い張られても「・・・」以外の感想は無いんですが、かといって絶対に何か書いてないと勉強してると言わないかと言われれば、そうでもないと思うんです。でも、多くの子はそういう認識なんじゃないかな。

問題をノートや問題集に解いている。

何かを覚えるために書いている。

ノートに何かをまとめている。

多くの子は、この3つが勉強だと思ってるっぽいですね。教科書読むのだって勉強ですし、手段は問わず(不正やズルを認めるという意味ではなく)、とにかく覚えたり理解したりできるようになっていればOKなんですよ。1時間勉強して1文字も書かなかったって、ちゃんと立派な勉強です。パッと見で、やったことが分かるのがいいんじゃないですよ。確かに数時間勉強して、何十ページの問題集が終わったとか、ノート何ページが埋まったとか、そんなところに達成感を感じるのかもしれませんが、きちんと「確認」を挟めばいいんですよ。覚えたり、理解したり、できるようになったかどうか確かめましょう。

あとは、周囲の大人へのアリバイ作りなのかなぁとも思ったり・・・やっぱり勉強した(してる)かどうかってのを、手が動いてるかとか、何ページ進んだってことで確認すると楽ですもんね。明確なんですよ。証拠が残ってるし。でも、それって本当に確認したことになるんかなぁってね。

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