やるやないか

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昨日は台風10号の影響から、公立学校が休校、終日JRが運休、コンビニ各社も計画休業など、まあ、あれだけデカい・強い・ヤバいとテレビで連呼しただけのことはあって、九州では、ザ・勤勉=日本人が軒並みお休みした1日となりました。まあ、普通は休みますよね。

ただ、思いのほか早く通り過ぎてくれたおかげで、午後からは多少風が強いものの割と日常に近い感じ。しかし、街中に出てみると休んでる店が多く、車もまばら。歩いてる人なんてほとんどいませんでした。前日が日曜だったので皆さん準備万端で籠ってたんでしょうね。まあ、普通は休みますよね。

ここ最近は、日本国内の様々な地域で、気象災害に多く見舞われ、これまででは考えられないくらい早い段階で休校や休業が決定されるようになりましたね。そのことは非常に良いことだと思います。仮に空振りに終わることがあっても、命以上のものは無いわけで、命を守る行動は大事ですね。まあ、普通は休みますよね。

と、前振りはここら辺までにしといて、本題に。

さて、志栄館は昨日の授業どうしたかというと・・・やっちゃいました(笑)
土曜段階では生徒の方に「学校も休校ですし、塾の方も休講が濃厚ですが、最終決定は月曜日に連絡します。」と伝えてたんですが、夜が明け月曜の早朝、恐る恐るカーテンを開けると「ん?台風は??夜中の暴風でウトウトしながらもビビってた10号さん何処いったん?そりゃまあ風は強いっぽいし、外は荒れ放題やけど、今なら普通に外歩けそうじゃない?雨も降って無いし…」

ハイハイ。息子の小学校も娘の保育園も嫁の会社も土曜段階で休みが決定しており、皆さんくつろいでおられましたよ。前日の日曜が無かったかのように日曜日ののどかでさわやかな朝の空気に滞在されてました。でもね…僕の心は・・・「あぁぁ~、コレ僕だけ仕事パターンや…きっと全員は揃わんのにやらなあかんパターン。最悪やぁぁぁ。」

生徒たちもきっと九分九厘休みだと思ってたと思うんです。そんな中ね、急に「やりまーす♡」ってラブメールは、そんなもんデスメールですよ。でもね…それは講師だって同じ。あんな中仕事になんか行きたくないさーーー。それでもやらなきゃならんのが仕事。いそいそと昼食を済ませ教室へ向かいます。

途中、停電で信号が消えていたり、教室前の倉庫のシャッターが吹き飛んでたり、生々しい爪痕を見ながら、いざ教室の中へ。建物が古く、強風が吹くと窓とサッシの間から雨が降りこむんですよね。案の定、教室と階段の踊り場には大きな水たまりが。ロールカーテンにも大きくシミができてました。でも、それ以外には特に被害もなく、普通に授業ができそうです。そうと分かれば授業やる以外の選択肢はありませんからね。急ぎ気象庁のHP等で今後の風雨の様子などをチェックし、県や市のHPで道路情報をチェック。通勤中の停電がふと頭をよぎり九電のHPで停電の状況を最後にチェック。問題はなさそう。ということで、授業を行う旨をポチっと送信。

本音を言えば、きっと全員は揃わないだろうと思ってましたよ。いやいや、普通に考えて僕が生徒なら心はすでに休講。とても行く気なんか起こりません。親の立場であっても、いやぁこんな日くらい休んでもいいんじゃない?ってのが本音かなぁと思います。

ところがフタを開けてみれば全員が出席。彼らに僕の心の声は漏れ聞こえてないと思いますけど、この場を借りて謝罪を少々。「来ないんじゃないかなぁって、ちょっぴり疑っちゃいました。ゴメンナサイ。」

今年の中3生、シーンとしたクラスなんですよね(あの、BBQの日の元気は何処行ってん??)塾は勉強するとこですから、静かなのは良いっちゃ良いんですが、悪く言うと覇気が無いというかヤル気を感じないというか、心配になるクラスなんですよね。でも、きちんと内に秘めたものはあったようで安心しました。

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