問題なのは無策なこと

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またしてもカープがエラーきっかけの失点で敗戦してしまった・・・当初の課題であった中継ぎ・抑えは、ここ最近は改善が見られ、「一気に上位進出?」と期待したのだが、別の課題が。それがエラーの多さだ。ここ最近は、3連覇時の強さと比較すればまだまだだが、それでも期待させるような戦いぶりが目立ってきた。しかし、今一歩のところ追いつけない、突き放せないのは、エラーで流れを逃してるからだろう。失策は何より精神的に削られる。

余談が長くなってしまったが、これは学習においても同じで、授業中の様子などを見てると、もっともっと上位進出がラクにできそうなのに、伸び悩む子というのは、エラーが多い。計算ミスや英語のスペルミスがその代表で、人間誰しもミスはあるものなのだが、その数は個人差が非常に大きい。

ミスが多い子には、案外その自覚が無かったり、あっても「本当は出来てた。」「ケアレスミス。」そんな軽い言葉でやり過ごす子が多い。自分自身のミスに甘い子は自分が、どれほどミスで点を落としているのか、どれほど同じミスを繰り返しているのか、その辺のところが分かっていない。自覚のないものに改善なんてあるわけがない。

普段の問題演習時に自分の間違いに敏感でなくてはならない。マルはどうでもいい、でもバツは注意深く観察しなきゃいけない。どんなミスをしたのか神経質でなくてはならない。同じバツにだって違いはある、そこを細かく確認するから改善が可能になるし、注意力も敏感に働く。

よく言われるテストの際の「時間余ったら見直ししろ。」はおそらく無意味だ。普段から自分の間違いを探す習慣の無いものに、テスト当日だけソレを求めてもきっと見つけられない。準備の段階で九割方終わってるのだ。テスト当日というのは、ただソレを100%発揮するだけ。準備が出来てない状態で、本番に120%を発揮しようはムシが良すぎる。普段やってないことを試験当日だけやるってのは、そういうことでしょ。練習がいかに大事か、練習中の心構えがいかに大事か、そこが理解できなきゃいけない。普段の面倒臭い行いに一つ一つ目的がある。口うるさく言われていることに、きちんと意味がある。

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