夏休みを前に各小中学校では保護者面談が実施されてるようですね。僕も昨日、息子(小1)の面談に行ってきました。14時~ラストまで1日OKで希望表を出していたのですが、確定した面談スケジュールではラストの16:15~16:30。僕は面談をする側でもありますから、何となく先生の意図を裏読みしちゃいます。
(今は共働き家庭が多いし、平日だと普通に考えたら遅い時間帯の方が希望者多そうだけど、「いつでもいいよ」で出してラストに入れられる意味とは・・・こりゃ、長くなるパターンかっ!)
予定15分間のところ、1時間!まあ、もともとの15分って予定がかなり厳しめだと思いますけど、クラス最長じゃないのかな??ゆっくり話聞けて良かったです。
前置きが長くなりましたけど、塾の方でも中3生と面談したんですよね。例年は春先にやるんですけど、今年はコロナの関係で出来てなかったので、この度の実施になりました。
たった15歳の子に「将来決めろ!」はなかなか酷な事だとは思うんです。そもそも彼らが持ち合わせてる情報が少なすぎるので。だから最初の面談では、志望校を確定させてもらうつもりも無いんですけど、まあ頭ン中に思い浮かぶ高校や将来像があるのなら、ソレを聞いてアドバイスできることもあるでしょうし、彼らの中のボンヤリとした像の輪郭をクッキリさせることくらいはできると思うんです。なので、決まってないって子にも根掘り葉掘り聞いて行くんですが、やっぱりというかなんというか、毎年定番のやり取りなんですよね・・・
僕「将来の希望がそれなら、コッチの高校はどう?」
生徒「いやぁ・・・だって点数足りないし・・・無理だから・・・」
僕「行けるか行けないかを訊いてるんじゃないよ。君自身が、行きたいか行きたくないかの話ね」
『志望校』漢字の意味を考えると、「志を持って入学を望む学校」ってところでしょうか。要は「行きたい」っていう強い想いがあるかどうか。あと半年もあるんですから、現状のままで行けないんだったら、あと半年でいかに行けるところまで到達するかを考えるのが本筋だと思うんですよ。でも、今の子達って欲が無いというか、妙に冷めてるというか、今のままで行けそうなところから選んじゃうんですよね。
それは「志望校」ちゃう。「可能校」やで。
そりゃあ、いざ願書提出という時期になっても、到達してないのであれば、進路変更もやむを得ないと思いますよ。でも半年も時間があって、もっと言うなら大半の中3生にはまだ高校受験なんて他人事なんですよ。自分が受験生だって実感がうっすらとしか生まれてない状態。そんななかで遠慮気味に選んじゃうって、ちょっと違うでしょ。ホントは東京ディズニーランド行きたいけど、無理っぽいからって、最初から神野公園行きたいって言う?そんなヤツおらんやろぉぉぉ。
目標なんだから高く掲げていいんじゃない?そりゃ、進路変更もあるかもしらんけど、カッコ悪いのは進路変更でも無いし、不合格になることでもないよ。ホントにカッコ悪いのは、高い目標に伴った行動ができないことと、高い目標を掲げることすらビビッて逃げ出すことじゃないんかな。
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