ちょいとSNSで話題になってたお話。
「同じ消しゴムを持ってる子が授業中に遊んでたので、今使ってる消しゴムは学校での使用を禁止します。別の消しゴムを買ってください。」
原文のままではないが、上記のようなことを言われた保護者の方が「遊ぶ機能がついてる特殊な消しゴムでもないのに、おかしい。」と怒ってらっしゃった。
まあ、怒るのは当然かな。だってその子が遊んでたわけではないし、たぶん学校の先生なら1度や2度は、授業中にシャーペン刺したり、ちぎって投げたりしてる生徒を目にしてるハズで、さらにはその場面で使われてたのは、ありふれた普通の消しゴムだったと思う。相手は子供なのだ。普通の消しゴムでも遊ぶ道具にしてしまう。そりゃあゲーム機やおもちゃならNGだろうが、消しゴムはあくまで文具だ。
個人的には、きちんと使える道具ならなんでもいいと思っている。ただし、本来持つべき機能を有しないモノはNGだ。そんなものあるの?って感じだが、文房具には、本来の目的を忘れたような商品の多数存在するモノが1つある。機能優秀なMONOもあれば、明らかな機能不全なモノもある。
そう、「消しゴム」だ。消えない消しゴムだけはアカン。特に低学年の子達は、消すのがヘタクソ。消しゴム使う時って力の加減が難しいもんね。だから、形とか色とか香りで消しゴムは選んじゃいけない。それと数年引き出しの中で眠らせてカッチカチになったのもダメ。やっぱり定番のM●NOやア●ンが優秀。
ついでなので保護者の皆様におススメしたいことを書いておくと、(中学生くらいからは自己責任かなとも思うケド、)小学生の間はぜひ子供たちの筆箱の中をたまには覗いてもらいたい。なんでもそうだが、まともに使える道具の揃ってない状態では上達は難しい。特に男の子は、そりゃあもうひどい有様になってることも少なくない。消しゴムは芯が刺さったままで、さらにちぎってボロボロ。シャーペンやボールペンは分解されバネやボタンが紛失。定規は欠けて直線が引けなかったり・・・これに関しては、小学校の中~高学年がピークじゃないかな。中学生なっても足を洗えない子もチラホラいる。お子さんの筆箱の中をご覧になったことのない方は是非一度覗いて頂きたい。
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