映像やオンライン

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 東京都など7都府県の緊急事態宣言を受けて、関東圏を中心に通常の授業をお休みして、動画授業の配信やZOOM、ラインなどを使ったオンライン授業などに切り替えた塾さんの話をSNS等で聞いているが、正直厳しいのかなという印象。

 映像授業に関しては、これまでだってYouTubeで無料で見ることもできたし、いろんなところがやってたことだ。YouTubeの授業動画は、僕も見たことがあるが、玉石混交。「これタダで出しちゃうの?」ってくらいの素晴らしいものもあるし、「いやぁ…コレはアカン。逆効果。」って悪影響を危惧するものまである。問題はどう選ぶか、果たして生徒が優良なものを選べるのか、ってとこだと思う。まあ、その点は自塾講師が動画作成し、自塾生徒に配信すれば解決するのだが、対面式と違うのは、視聴者(生徒)のリアクションが無いってところだ。実は昨年度から実際に授業動画を作っていた。30本近く作ったのだが、自分で見てても正直退屈だった。普段の授業では対話があり、生徒の様子・理解度を探りながら、ペースも話す内容も調整してる部分がある。それができないのだから、難しい。内容的に良いものであっても、生徒達が集中して視聴できるものでないと意味がない。「対話」という部分を封じられた時、コレは結構キッツい話だと思う。かなり精神的に大人なしっかりした生徒で無いと、ただの「タレ流し」になっちゃうことは容易に想像がつく。

 じゃあ、オンラインで対面授業をするのはどうだろうか。今はZOOMやラインといったソフトは充実してるので、スマホやタブレットにネット環境さえあれば、簡単にやれる。僕も3月に少しだけイジって練習してみたが、使い方に関しては、まあなんとかなるのかなって印象。きっと現代っ子の生徒達は大丈夫だろう。こっちの方が可能性はあるのかなとは思っているが、こちらも実践された先生方の反応を見てると、やはりあまりいい感想は見当たらない。中には手ごたえを感じてらっしゃる方もいらっしゃるようだが少数派。1対1ならきっと何の問題も無いんだと思うが、生徒の人数が増えた時に、集団指導に少々苦しさがあるような感想が多かった。やはり先程同様に、生徒たちの反応を見て進めていくのが難しいところ、演習においてはノートをのぞき込んだり、机間巡視的なことがテキパキとはできないところに苦しさがあるか。

 佐賀市、小城市は幸か不幸か、今のところ学校が通常通り行われてるが、隣の福岡県は休校が続いているし明日から休業要請。県内でも東部の鳥栖や基山は休校中だ。いつ、こっちも休校や休業要請が出ても不思議はなく、準備は整えて置きたいところだが、正直まだ最適解は見えていない。情報収集と練習・準備は続けていく。

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