ウンウンとうなずかずには聴けない話

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 お肉券、お魚券ときたので、お野菜券の話が浮上するに3000点!お肉界隈、お魚界隈にだけ甘い汁じゃ、お野菜界隈が黙っちゃいないぜ!!のどかですね…日本。

 冗談はさておき。春期講習もいよいよ今日が最終日。数は少ないですが、新しい顔ぶれも加わり、新鮮な1週間を過ごしてまいりました。そんな中で改めて感じたことです。

 『話を聴いていちいち反応する子は勉強ができる』

 これかなりの確率でそうだと思います。ここでの「反応」っていうのは、「そういうことか…」「あぁ↑」みたいな声に出る反応でも、ウンウンと頷く、口が開く、眉が上がる、しかめる…なんでもいいんです。要するに話をちゃんとアンテナで捉えてる証拠ですね。逆に全く無反応(無表情)って場合は、顔が上がって前を向いててもホントは聴いてない。本人は聴いてるつもりでも頭に残ってない(聴けてない)。

 当然と言えば当然なんですよね。コレって。だってそうでしょう。授業に限らず、どんな内容であれ話を聴いてれば一つくらいは「へぇ」って思うところがあるハズなんですよ。「へぇ」じゃなきゃ「なるほど」でも「ウンウン。そうだ。」でもいいし、逆に「なんで?」とか「意味が分からん…」でもいい。なんかあるでしょ?話を聴いてれば。
 例えば、東大で行われるチョー難しい物理学の講義であっても、「えっ?これ日本語?何言ってんの、あの人?ワケ分んねー」って思いながら段々と顔がしかめっ面になってきませんかね?眉間にしわが寄ってきませんか?もしくは逆に笑っちゃう?そういう反応出るでしょ。それが一切ないというのは、もはや話を聴いていないと言っても過言ではない!!

 ただ、そういう無反応な子達も、きっと本人に聴く気が全く無いわけではないと思うんですよ。聴き方を知らない、聴き方が身についてないって方が適切な気がします。
 じゃあ、どうやって改善していきましょうかね。「傾聴」のレベルを上げていけば、たくさんのことに注意する必要性がでてくると思いますが、まずは上に書いたようなことを心掛けることなんじゃないかなと思います。要は反応することに少し意識を向けてみる。ちょっと大袈裟なくらい反応してみる。コレって始めの一歩としては、なかなかいいんじゃないでしょうか。
 話を聴いて分かったことがあれば、ウンウンと頷く。逆に分からなければ、眉間にシワを寄せて苦悩の表情をつくる。ナルホドって思えば本当に膝を打つ。

 どうでしょう?これくらいなら普段の生活の中でも実践できますよね?

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