新型コロナウイルスが話題ですが、今年はインフルエンザの罹患者が例年に比べ少ないようですね。佐賀県のデータをチラッと調べてみたらこんな感じでした。データは以下のサイトを参考にしています
2020年第6週報告数 287名
2019年第6週報告数 691名
2018年第6週報告数 1882名
2017年第6週報告数 1240名
2016年第6週報告数 1670名
あれっ?去年も少なかった?ってことでもう少し色々調べてみました。
こちらも佐賀県感染症情報センターHPより
今後どうなるかは不明ですが現時点で言えば、ピーク時の罹患者数は例年の半分程度でしょうか。もっとわかりやすいのがあったのでお次はコチラ。
コチラはお隣福岡県のHPの情報ですが、やはり例年通りならもうピークが来る頃のようです。ただし2016年のように遅れてピークが来た年もあるので、まだまだ油断は禁物でしょう。
さて、何故今年はインフルエンザ罹患者が少ないのでしょう?素人考えですが、勝手に推測してみたいと思います。考えられる原因は①暖冬?②予防徹底?
①昨日今日と春のような陽気。今年は雪も降ってないし、本当に寒い!って日が少ないまま二月も折り返し。暖冬が影響してることは十分に考えられます。これに関しては、年度別のこの時期の気温推移があれば検証可能ですね。ってことで気象庁のHPで調べてみました。気象庁
2020年 1月平均気温 8.7 2月平均気温 7.5(2/14日現在)
2019年 1月平均気温 6.8 2月平均気温 8.8
2018年 1月平均気温 4.6 2月平均気温 5.4
2017年 1月平均気温 6.4 2月平均気温 7.0
2016年 1月平均気温 6.1 2月平均気温 7.1
ん~、関連がありそうかな?上記のグラフで最も流行した2018年が平均気温は最も低く、流行の気配の見られない今年が最も高い。関係が無くはなさそうですが、もっと長期で見て見ないとはっきりしたことは言えませんね
②コロナウイルスがコレだけ大々的にニュースになったせいで、マスク、手洗い、うがいなどの予防策を普段やらない人まで徹底したって可能性もありますよね。実際、ウチの生徒で言えば、昨年末に次々とインフル罹患の知らせが入っていたものが、今年に入ってからはパッタリと止まりました。上記グラフでも、12月の時点では最も流行した2018年と同じようなスタートを切ってるんですよね。コロナウイルスがニュースになったのが1月になってからなので、その後流行の波が止まった感じですよね。可能性はあるんじゃないでしょうか。
さてさて、専門家の意見でもなんでもない素人の推測ですので、一切役に立たないんですが、今日こんなことを書いてみたのは、インターネッツの発展した今の世の中、様々なことが調べようと思えば調べられるんですよね。しかも今回取り上げたデータは全て公的機関からのものですので、信ぴょう性も間違いのないもの。疑問を持ったり、推測してみたことに対して、こうやって調べてみるのも面白いと思うんです。春休みの宿題には自由研究は出ませんが、面白いんじゃないでしょうか。
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