巻き返しは早い方がイイ

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 冬期講習に入り、体調不良が続出。昨年末は思斉中の1,2年生が軒並みインフルでダウン。今年に入ってからは中3生にポツポツ欠席・早退が出てる。

 体調不良の時は、無理は禁物。無理しても余計に悪化させるだけだ。特に今の時期は、体が弱ってればインフルエンザに罹患する可能性も上がる。まずは、体調を戻すことが第一。

 大切なのは、体調が戻った後だ。休んだ以上、何かしら遅れてしまったことがあるハズだ。それをどうするか。

 おそらくだが、半数以上の子は、学校や塾を1日2日休んでも、自分が遅れてしまった実感が無いんじゃないかと思う。その時々で影響が大きい場合もあればほとんど無いようなこともある。目には見えない微々たるものと言ってしまえばそれまでなのだが、これこそが成績低迷の最たる原因だと思う。

 本当は今日はこの話を書く予定は無かったのだけど、今まさに昨日休んだ子が午前中から自習に来ている。それを見て「結局はこういうことなんだ。」と思ったら書かずにはおれなかった。

 休んで遅れた分(先にも書いた通りほとんど目に見えない程度のもの)を、即取り戻そうとする子が弱いわけがない。たった1回の授業を休んだ程度でついてしまう差なんて微々たるもんだ。しかし、そこでついた差が次回以降の授業や自宅学習で差を生み続ける。複利計算の借金みたいなもんなのだ。だからそういうとこに無頓着であれば、日に日に遅れは大きくなっていくだろう。気づいた時には返済できないほどの負債になってるケースも少なくない。

  ウチに通うほとんどの子はごく普通の子だ。学習に関して才能とか能力って呼ばれる部分に大した差はない。「結局はこういうことなんだ。」 ってのは、日々の小さな積み重ねの差でしかないってことだ。たった1日の暴飲暴食で太ったりはしない。長い間ちょっとしたことを続けた結果のおなかのお肉(自分の腹を掴みながら)なんだ。逆のちょっとしたことを続けてれば今頃シックスパックだったろう。今更、これを取り戻そうとするとスンゴク大変。勉強も同じなんだな。「遅れた分は即取り戻す。」これぞサイキョーの勉強法だ。

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