定期テストの鉄則~締めのラーメン~

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いよいよ『締めのラーメン』である。このシリーズも今日でお終い。

 つらつらと書いてきて、改めて感じたのは、勉強を始める前の段階で頭を使わなきゃいけないってこと。逆に言うと、一般的な中学生は、ほとんど使ってない。与えられたものをただただ終わらせるだけ。そこには効率や優先順位もないし、提出課題が終わるか終わらないかの2択でしかない。それじゃあ、やっても効果は薄かろうし、家で勉強できないってのも納得がいく。

 おそらくだが、普通の大人の考える『中学生像』よりも、格段にできないことが多いのが実際の中学生だ。ちょっと考えれば、それでは結果が出ないことなんてわかりそうなものだが、平気でソレをやる。ちょっと考えれば、それでは時間が足りないことは想像がつきそうだが、平気でソレを続ける。そこに思考は無く、工場のベルトコンベアに近い。右から左へ与えられた課題を流していくだけ。それしかできない子が8割はいるだろう。

 決して、中学生をバカにしたいわけじゃない。できないできないと罵りたいわけでもない。これはチャンスだと伝えたいのだ。

 ちょっと考えることが出来るだけで平均以上には軽く入れる。ちょっと考えることが出来るだけでごぼう抜きだ。そして、何より勉強なんかよりはるかに大事なことじゃないかなと思う。自分がこれからやること(勉強でも部活でも仕事でも何でも)に対し、前もって少しだけ頭を使って考え、他の人より短時間で、他の人よりクオリティ高くやれれば、どこへ行っても重宝してもらえる。だって、周りの連中はそんなこと考えてないんだよ。

 周りが出来てないんだから、自分もできなくてもいいと考えるのは簡単だけどもったいないね。中学生でしっかりとこういうことを身につけておけば、一生使える。一生役に立つ。下手な資格なんかよりもね。

 じゃあ最後にまとめ

  • 時間効率を考える。
  • 自分に必要なことを優先的にやる。
  • 与えられたものを全部やる必要はない。
  • 問題集が終わったら勉強終わりじゃない。
  • インプットとアウトプット時間を分ける。

 勉強を始める前に自分で、何をやるべきか、どういう目的でやるか、どうやれば目的達成できるか、そういうことを考えることが大事。

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