定期テストの鉄則④

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今回は珍しく飽きずに続いとる。4日目。

インプットの時間をアウトプットの時間を分ける

 「インプット」とは脳内に情報を入れること。逆に「アウトプット」とは、脳内の情報を外に出すこと。単語覚えたり、教科書読んだりがインプット。問題解くのがアウトプットだ。

 テスト対策中によく見るのが、社会や英語の問題集を教科書や辞書を使って調べながらやってる子。問題解く時間と調べる時間は分けた方がいいと思う。でないと、どれが自力でできたのかがサッパリわからない。自分の弱点がつかめない。それって2回目以降を考えると非効率だ。その上、1回目にやたらと時間がかかってしまう。普段の勉強なら調べながらやるのは、殊更悪いことではないと思うが、昨日も書いた通り時間制限のある中では、非効率と言えなくもない。英単語程度なら、わざわざ調べなくても答えを見て書いて、覚えることに時間を使った方がいい。

 そもそもの間違いは、頭の中が空っぽに近い状態で、いきなり問題集を解き始めることにある。いくら何でも最低限の語句くらいは頭に入ってなきゃ解きようがないだろう。結果的には最初から最後まで調べることになり1ページ進めるのに30分とか1時間とかかかってしまう。範囲表を見ると20ページ以上あるのに…ソレ終わるの??これに関しては深く突っ込んでいくと、「普段やってないから」という結論に行きついてしまうが…今回はあくまでに「テスト前」に絞った話として書いているので、そこには触れない。

 それにしても、とりあえず「できない」自覚があるのなら、せめて教科書を一通り読むくらいはしてから、問題集に入って欲しい。でないと二度手間だし、進まないし、苦しいばかりである。

 んで、このインプットとアウトプットを順々に繰り返して欲しい。インプットしたら、問題集と解いたりアウトプットで確認する。その結果を見て不足してる知識や理解の甘い部分は再度インプット。そしてまた確認のためにアウトプット。これを繰り返してさえいれば、そうそう道を踏み外すことはない。成果が出ない子は2回目以降のインプットがない子だ。もしくは単純に答えだけをインプットしてしまった子。「何故その答えか」とか「問題文中の〇〇という言葉の意味は何なのか」とか、そういうことを一切合切無視して答えだけを覚える行為は、後のアウトプットを無視したインプット法に他ならない。

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